看護師が保育園で働くために必要な資格は特にありません。一定の臨床経験があれば、保育園の看護師として働くことはできます。しかし、保育園は医療機関と異なるため、向き不向きの適性があることは知っておきましょう。
保育園で働くのに向いている看護師は、どのような人なのでしょうか。
まず最も大切な条件に挙げられるのが、子ども好きであることです。子どもを預かるだけでなく、体調までも管理・観察する仕事のため、子どもが好きでサポートしてあげられる人であることは欠かせない条件でしょう。
さらに、保育園の看護師は基本的に一人で対応することが多い仕事です。そのため、子どもに何か起こった場合は、冷静・迅速に対応することが求められます。
誤飲やアレルギーの他、最近では新型コロナを始めとする感染症への対処など、焦ることなく判断し行動できる人は保育園の看護師に向いているでしょう。
また、看護師であっても保育園では一人の保育者としての役割を果たします。他の保育士や保護者との良好な人間関係も保育園で働く看護師には重要です。
子どもたちとだけではなく、保育士・保護者ともしっかりとコミュニケーションを取れる人は保育園で働くことに向いているかもしれません。
加えて、小児科での看護師経験があればそのスキルも活かすことも可能です。
医療現場とは違う職場でそのスキルを活かしたいと考えている方も、保育園の看護師として十分に活躍できます。
最近では転職サイトなどで簡単に条件を絞り込んで求人を探すことができるため、一度希望に沿った求人があるかどうか調べてみると良いでしょう。